注意事項
運搬及び保管
- ■搬入通路を確保してください。
- ■資材の落下防止に注意してください。
- ■下面からの吸水・吸湿を防止するために合板等を敷いた上に縦置きにしてください。
- ■材料をブルーシートなどで覆い雨養生を行い、風で飛ばされないようにロープで縛ってください。
施工環境
- ■0℃以上の環境下で施工してください。5℃以下で施工する場合は防凍剤を使用してください。
- ■施工後、夏場3時間、冬場5時間以内に降雨、降雪の恐れがある場合は施工しないでください。
- ■80℃を超える温水、40℃を超える廃水に浸かる用途には使用できません。
下地
- ■適用下地については、P22を参照してください。
- ■下地に付着している油やレイタンスなど、接着を阻害する汚れ等は必ず除去してください。
- ■下地に水分があっても施工可能ですが、湧水や溜り水が存在する場合は施工ができません。
- ■下地に不陸や豆板、突起物などがある場合は必ず補修してください。
施工
- ■既定のシート接合幅を確保してください。
- ■その他施工に関しては、施工前に必ず該当する施工要領書を確認してください。
- ■初めての施工の場合は、必ず施工指導を受けてください(有償)。施工指導なき場合は保証対象外となります。
- ■下地との密着が重要になります。できる限り浮きの無いように施工してください。
その他
- ■施工後、すみやかに保護・仕上げを行ってください。時間が空く場合は必ず養生をしてください。特に、屋内・勾配部への防水の場合は保護層との密着性が非常に重要ですので、シート表面が汚れないように十分気を付けて下さい。
- ■屋外仕様においては膨れが発生する場合があります(但し、防水性能には影響はありません)。
保証の対象外となる事項について
- ①地下外壁防水(先やり防水、後やり防水共)
- ②地下ピット内防水及び防食防水
- ③木造建物での防水(屋外、屋内共)
- ④立上り防水層に押え金物を取り付けた場合
- ⑤当社指定のセメント混和液や接着剤などを適切に使用しなかった場合(出荷履歴がなかった場合)
- ⑥仕上塗料で仕上げた箇所で、5年毎の塗り替えまたは塗り増しを実施していない場合
- ⑦防水施工後に、アンカーなどを打ち込むなどして防水層を貫通させた場合
- ⑧耐震スリット部に施工し、漏水した場合
- ⑨天災地変等不可抗力と認められる場合
- ⑩工事対象物の構造上または設計上の欠陥に起因する場合
- ⑪過失または故意による防水層損傷の場合
- ⑫初めての施工で、当社の施工指導を受けなかった場合
※なお、当社は材料品質に起因する場合のみ、防水層補修の責を負います。