サンエーシート防水はCO₂を大幅に削減できます

グリーンエネルギー導入により製造時のCO₂を大幅に削減しました

サンエーシートは元来CO₂排出量の少ない工法として知られていますが、さらなる排出量削減を求めて2022年よりグリーンエネルギーを導入し、製造時CO₂排出量の「実質ゼロ」を実現しました。また、アスファルト防水熱工法は一般的に製造時及び施工時では10Kg-CO₂/㎡程度を排出すると言われていますが、サンエーシート防水は僅か3.6Kg-CO₂/㎡と大幅な削減が可能になります。

CO₂排出量 64%削減

CO₂の算出にあたり、CFPプログラムのデータを参考にし、原料採掘~原料製造~当社納入までの排出量を推定し、当社における製造及び現場施工時の電力使用量、その他セメント等資材の製造時排出量を考慮しております(各材料の現場への配送時 CO₂排出量は算入しておりません)。
※今後、さらなる精査により各数値が変わる可能性があります。

CO₂だけでなくVOC(揮発性有機化合物)も殆ど排出しません

プライマーや接着剤のポリマーセメントペースト、副資材のシーリング材を含めて無溶剤の材料しか使わないため、臭いやVOCが殆ど発生せず、地球環境や作業環境に非常に優しい工法です。
※サンエーポリマーEにごく僅かな石油系助剤が含まれています。

VOC排出量 99%削減

60年以上の高耐久性(保護仕様の場合)で LCCO₂排出量を削減します

サンエーシート防水は、現段階では理論上60年以上の耐久性(保護仕様)を有していることが確認できており、今後の経年物件調査によってはさらなる延長の可能性も高いと考えています。従って、ライフサイクルにおける改修の回数を削減できることから、LCCO₂排出量の大幅な低減が可能です。

 

サンエーシートの経年物性劣化調査

当社の経年物件調査結果では、35年近く屋外暴露されたシートの物性(引張強度及び伸び率)保持率は90%前後という、他の防水材料にはない圧倒的に高い値が得られています。

サンエーシートの経年物性劣化調査

サンエーシートの経年物性劣化調査

サンエーシートの経年物性劣化調査

サンエーシートの経年接着強度劣化調査

接着剤であるポリマーセメントペーストは、無機質材料であるセメントが主成分で、さらにシートで保護されているため劣化が殆ど起こりません。40年近く経過しても密着性は新築当時と変わりません。

サンエーシートの接着強度劣化調査

サンエーシートの接着強度劣化調査

サンエーシートの接着強度劣化調査